大塚商会とアイ・オー・データが
データバックアップソリューションで協業

株式会社大塚商会（代表取締役社長：大塚　裕司　本社：東京都千代田区、以下 大塚商会）と株式会社アイ・オー・データ機器（代表取締役社長：細野　昭雄　本社：石川県金沢市、以下 アイ・オー・データ）は、中小企業向けデータバックアップソリューションで協業します。具体的なソリューションとして、障害発生時にもサーバを切り替えることにより迅速に大容量データの復旧を可能にする低価格ファイルサーバパッケージ「TWIN　NAS（ツイン　ナス）　1TBパック」を開発し、大塚商会が11月20日より販売開始します。

企業の事業継続には、書類、図面や画像ファイルなどのデータバックアップが重要な役割を担っています。それらのデータ容量の増加にともない、万が一の障害時にはデータの復旧に時間がかかり、長時間にわたり業務が止まってしまう可能性もあります。また、中小企業においては、費用や要員の面からもデータバックアップシステムを独自で構築することが難しい状況です。

そこで、大塚商会は、大容量データを夜間のうちに複製できるバックアップソフトウェア「Sync with(R) Backup for BFS」をアイ･オー･データと共同開発し、また、アイ・オー・データが本パック専用モデルとして1テラバイトファイルサーバ「LAN DISK(ランディスク) HDLM-G1.0WIN」を開発しました。このファイルサーバ2台とバックアップソフトウェアを組み合わせることにより、単時間で業務を再開できるパックとなっています。

本パックでは、ファイルサーバ本体に搭載された2本のハードディスクに対しデータを同時に書き込むミラーリングを行います。これにより万が一片方のハードディスクが故障しても、もう一方のハードディスクから確実にデータ復旧が行えます。また、1日1回、ミラーリングされたデータをもう1台のファイルサーバに対して差分バックアップを行い、2重の冗長性を保ちます。そのため、1台のファイルサーバに障害が発生した際にも、簡単な操作で2台目のファイルサーバに運用を切り替え、業務を再開することができ、ダウンタイムを最小限に抑えられます。

ほかにも「Windows(R) Storage Server 2003 R2 Workgroup Edition」がプリインストールされており、既存のWindowｓ(R)ネットワークへの導入が非常に容易です。またホットスワップと呼ばれる電源投入状態でのハードディスク交換機能を実現しています。

導入についても、お客様の負荷を軽減するため、大塚商会の技術者が機器の設置やソフトウェアの設定などを行います。さらに、保守サービス「たよれーる」メニューを別途利用していただくことで、専任の技術者がいない中小企業でもファイルサーバ運用の継続を可能にします。

「TWIN　NAS　1TBパック」構成

ハードウェア	「HDLM-G1.0WIN（Windows(R) Storage Server 2003 R2 Workgroup Edition）」×2
ソフトウェア	「Sync with(R) Backup for BFS」
サポート	導入設置サービス（ハードウェア設置、ソフトウェア設定など）
価格	120万円（税抜き）

大塚商会による保守サービス「たよれーる」について

総務、人事、財務、情報システムなど、ITの活用はもちろん、企業のさまざまな業務を総合的に支援するサービス&サポートプログラムの総称です。 「TWIN　NAS　1TBパック」に関連するサポートは以下のとおりです。

• ハードウェア出張修理サービス
• サーバ障害通報サービス
• NAS運営支援サービス
• Sync with（R）運営支援サービス

たよれーる

Windows(R) Storage Server 2003 R2とは

導入の容易さ、運用管理性の改善、エンドユーザーの生産性向上、ブランチ オフィスのニーズに応えられる機能の提供および高いセキュリティをお客様に提供する、ファイル サービスとプリント サービスに特化した専用サーバとして最適化されたWindows Server オペレーティングシステムです。マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

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