平成20年12月期決算

平成21年2月3日第2109号

当連結会計年度における我が国経済は、上期は原油・原材料価格の高騰、ドル安・株安等の影響を受けて景気が後退局面となりました。下期においては、9月の米国リーマン・ブラザーズの経営破綻を契機とし海外経済が減速、第4四半期以降はIT投資の抑制傾向が一段と強まりました。

その中当社グループは、平成20年度のスローガンを「お客様の目線で信頼に応え、お客様と共に飛躍する」とし、独自開発の顧客管理及び営業支援システム「SPR(※1)」の機能強化をより一層図り、複写機、コンピュータ、FAX、電話機、回線等を組み合わせて、コスト削減や生産性向上につながる複合提案、総合提案を推進しました。また、情報セキュリティ関連ビジネス(OSM)」、ナレッジマネジメントシステム「ODS21」、統合型基幹業務システム「SMILEシリーズ」、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」、サポート事業「たよれーる」に引き続き注力いたしました。この他、地域密着型営業体制の強化による営業効率の向上やサポート体制を強化し、システム開発品質と生産性の向上に努めました。

以上の結果、平成20年12月期の経営成績と平成21年12月期の業績予想は以下のとおりです。

		平成20年12月期の経営成績		平成21年12月期業績予想
		平成20年12月期の経営成績		第2四半期連結累計期間	通期
《連結》		金額（百万円）	対前年増減率（％）	金額（百万円）	金額（百万円）
売上高		467,154	△0.5	234,600	447,000
内訳	システムインテグレーション事業	266,476	△4.7	－	238,300
	サービス&サポート事業	198,761	+6.1	－	206,710
	その他の事業	1,916	△19.2	－	1,990
営業利益		27,089	△9.9	12,300	18,500
経常利益		27,628	△9.5	12,500	19,000
当期純利益		14,371	△23.8	6,300	9,260
《単体》
売上高		437,103	△0.1	219,800	418,000
営業利益		25,215	△9.2	11,600	17,200
経常利益		25,974	△8.3	12,000	17,900
当期純利益		13,900	△24.2	6,200	8,900

※平成19年12月期に、退職給付制度移行に伴う特別利益が連結で42億98百万円、単体で43億33百万円ありました。

2．平成20年12月期の配当について

当社グループは、株主の皆様への利益配分を最も重要な経営課題の一つと認識しており、経営基盤の強化と財務体質の健全性を勘案しつつ、安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としています。当期においては、この配当方針に基づき、1株当たり130円を予定しています。この結果、当期の配当性向は28.6%となります。

なお、次期（平成21年12月期）の配当は当期と同じ130円、配当性向44.4%を予定しています。

	1株当たり配当金
	第2四半期連結累計期間	期末	年間
平成20年12月期	－	130円	130円
平成21年12月期（予想）	－	130円	130円

※平成20年12月期決算短信より、「平成20年12月期経営成績」を添付いたします。

※その他詳細資料につきましては、弊社ホームページに掲載いたしますのでご覧下さい。

http://www.otsuka-shokai.co.jp/ir

（※1）SPR
Sales Process Re-engineeringの略称。顧客管理と営業支援の機能を有し、データに基づく科学的なアプローチで顧客満足と効率的営業を同時に実現する独自開発のシステム。

以　上

2．平成20年12月期の配当について

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