平成21年12月期 決算の概況

1．平成21年12月期（平成21年1月1日から平成21年12月31日） 決算の概況について

当連結会計年度（平成21年1月1日～平成21年12月31日）におけるわが国経済は、輸出や生産の増加により一部では景況感が改善し企業倒産件数も減少傾向となるなど景気は持ち直しつつありますが、内需の低迷やデフレ等により回復力が弱く、年間を通じて厳しい状況で推移しました。また、企業は設備投資の抑制を継続しておりIT投資についても抑制が続きました。

このような中で当社グループは、「ITでオフィスを元気にし、お客様の信頼に応える」を平成21年度のスローガンに掲げて、地域密着型営業体制の強化を図りながらお客様の状況やIT投資ニーズをしっかりと把握し、コスト削減や生産性向上、競争力強化といったお客様の経営課題解決に繋がるシステム提案を積極的に行いました。また、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」における開設10周年記念キャンペーンの他、より安価な固定電話サービス等へも注力し、既存顧客との取引拡大を図るとともに新規顧客の開拓にも積極的に取り組みました。

以上の結果、年間の取引顧客数は増加したものの一顧客当たりの売上高は前年を下回り、当連結会計年度の売上高は4,299億27百万円（前年同期比8.0％減）となりました。

利益につきましては、売上高の減少と売上総利益率の低下により売上総利益が減少し、販売費及び一般管理費の抑制に努めたものの、営業利益160億94百万円（前年同期比40.6％減）、経常利益164億27百万円（前年同期比40.5％減）、当期純利益87億82百万円（前年同期比38.9％減）となりました。

2．平成21年12月期の配当について

当社グループは株主の皆様への利益配分を最も重要な経営課題の一つと認識しており、経営基盤の強化と財務体質の健全性を勘案しつつ、安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。この配当方針に基づき、当期の配当は１株当たり配当金を130円とし、ご支援を賜った株主の皆様への利益還元を実施させていただく予定です。この結果、当期の配当性向は46.8％となります。なお、次期（平成22年12月期）の配当は１株当たり配当金を当期と同じ130円を予定しており、配当性向は44.8％となる見込みです。なお、中間配当の実施予定はございません。　

※平成21年12月期決算短信より、「平成21年12月期 経営成績」を添付いたします。

※その他詳細資料につきましては、弊社ホームページに掲載いたしますのでご覧ください。

http://www.otsuka-shokai.co.jp/ir