平成24年12月期 決算の概況
平成25年2月1日第2503号
株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司)は、平成24年12月期(平成24年1月1日~平成24年12月31日)の決算の概況を発表します。
平成24年12月期(平成24年1月1日~平成24年12月31日) 決算の概況について
当連結会計年度におけるわが国経済は、東日本大震災の復興需要もあり緩やかな回復基調にあるものの、世界的な景気減速などの影響により先行き不透明な状況が続きました。
このような経済状況にあって国内企業のIT投資は、慎重さを伴いながらもシステムの更新や節電対策、BCP(事業継続計画)構築、タブレット等のモバイル端末の活用などの需要に支えられ、底堅く推移しました。
以上のような環境において当社グループは、「お客様の目線で信頼に応え、オフィスを元気にする」を平成24年度のスローガンに掲げ、お客様との接点を強化しコスト削減や生産性向上による競争力強化に繋がるシステム提案を積極的に行いました。また製品やサービスを組み合わせたパック商材の充実、魅力ある「たよれーる」保守サービスメニューの開発などストックビジネスの強化を通じて、お客様と安定的かつ長期的な取引関係を構築することによる収益基盤の充実を図りました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,157億71百万円(前年同期比7.9%増)となりました。利益につきましては、増収に伴う売上総利益の増加により、営業利益282億51百万円(前年同期比22.3%増)、経常利益290億79百万円(前年同期比24.7%増)、当期純利益162億77百万円(前年同期比27.7%増)となりました。
平成24年12月期の連結業績(平成24年1月1日~平成24年12月31日)
連結
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |||||
(百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
平成24年12月期 | 515,771 | 7.9 | 28,251 | 22.3 | 29,079 | 24.7 | 16,277 | 27.7 |
平成23年12月期 | 478,215 | 3.2 | 23,095 | 21.5 | 23,315 | 19.5 | 12,744 | 19.9 |
(%表示は対前期増減率)
セグメント別売上高
システムインテグレーション事業 | サービス&サポート事業 | その他の事業 | ||||
(百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
平成24年12月期 | 289,840 | 10.4 | 225,298 | 5.0 | 632 | △44.1 |
平成23年12月期 | 262,508 | 3.5 | 214,576 | 3.2 | 1,130 | △41.8 |
(%表示は対前期増減率)
単体
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |||||
(百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
平成24年12月期 | 474,259 | 6.7 | 25,300 | 20.9 | 26,053 | 20.5 | 14,500 | 15.8 |
平成23年12月期 | 444,625 | 2.7 | 20,925 | 18.9 | 21,628 | 18.3 | 12,519 | 25.0 |
(%表示は対前期増減率)
平成25年12月期(平成25年1月1日~平成25年12月31日) の業績見通しについて
今後、国内では復興需要の他、新政権の経済対策、円相場の是正、株高、海外経済の持ち直しによる輸出の回復が見込まれ、国内景気は回復に向かっていくことが予想されます。しかし、世界経済の停滞や国内政策対応の遅れなどにより国内景気が下押しされるリスクが存在し、依然として国内経済の先行きは不透明な状況にあります。
このような経済環境のもとで、国内企業はシステムの更新、IPv6対応などによる買い換え、タブレット等のモバイル端末の活用、節電対応と省電力機器の導入、データセンター利用などによるコスト削減や生産性向上が必要とされています。そのため、企業のIT投資は慎重さを伴いながらも引き続き底堅く推移するものと予想されます。
このような経済状況や企業のIT投資動向に対する見通しを前提として、当社グループは地域密着型運営体制のさらなる強化のもと、お客様との接点を強化してワンストップソリューション、ワンストップサポートに磨きをかけ、コスト削減や生産性向上などお客様の競争力強化に繋がるシステム提案を積極的に行い、当社グループの持つ総合力を今まで以上に発揮していきます。またパック商材や魅力ある「たよれーる」保守サービスメニューの開発などストックビジネスを強化し、お客様と安定的かつ長期的な取引関係を構築し収益基盤の充実を図ります。
平成25年12月期(平成25年1月1日~平成25年12月31日)の業績予想
連結
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |||||
(百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
第2四半期(累計) | 276,800 | 3.9 | 18,100 | 7.2 | 18,370 | 5.6 | 10,760 | 8.4 |
通期 | 536,000 | 3.9 | 30,500 | 8.0 | 31,000 | 6.6 | 18,090 | 11.1 |
(%表示は通期は対前期、第2四半期(累計)は対前年同四半期増減率)
セグメント別売上高
システムインテグレーション事業 | サービス&サポート事業 | その他の事業 | ||||
(百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
通期 | 300,960 | 3.8 | 234,400 | 4.0 | 640 | 1.2 |
(%表示は対前期増減率)
平成24年12月期の配当について
当社グループでは、利益配分に関して、経営基盤の強化と財務体質の健全性を勘案しつつ、安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。
平成24年12月期通期業績を踏まえ、上記方針に基づき総合的に検討しました結果、平成24年2月1日の決算発表時に公表いたしました平成24年12月期(第52期)1株当たり期末配当金(=年間配当金)予想145円を、200円に修正いたします。
なお、次期(平成25年12月期)の配当は1株当たり配当金205円を予定しています
1株当たり配当金 | |||
第2四半期末 | 期 末 | 年 間 | |
平成24年12月期(予定) | 0円 | 200円 | 200円 |
直近の配当予想 (平成24年2月1日公表) | 0円 | 145円 | 145円 |
平成23年12月期(実績) | 0円 | 155円 (普通配当145円) (記念配当 10円) | 155円 (普通配当145円) (記念配当 10円) |
*その他詳細資料につきましては、弊社ホームページに掲載いたしますのでご覧下さい。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/ir
*当ニュースリリースに記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき当社グループが判断した見通しであり、予測しえない経済状況の変化などさまざまな要因があるため、その結果について、当社グループが保証するものではありません。
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