中小企業向けビジネスフォンソリューションを開始

ソリューションプロバイダーの株式会社大塚商会（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：大塚裕司）は、平成26年10月28日よりスマートフォン活用による企業のワークスタイル変革を促進するビジネスフォンソリューションを開始します。

本ソリューションにより、固定式電話機と併用しながら、自席にしばられない新しいワークスタイルを提供、業務の効率化を実現します。また、企業内に設置した無線LANにより、Wi-Fi電波の届く範囲内であれば、事務所に併設された倉庫や店舗といった場所でも内線通話や固定電話番号での外線発信が可能となり、通話料の節減にもなります。

企業でのIT活用はハードウェア、ソフトウェア、回線などの進歩により、手軽に導入できる時代となっていますが、最大の効果を発揮するには、導入後の運用・管理が重要になります。

大塚商会は、導入後の運用を重視しており、今回のビジネスフォンソリューションでもWi-Fiアクセスポイントの設置・監視・運用代行を含むことで、万が一の障害発生時の切り分けを迅速にし、ダウンタイムを最小限にします。また、別途iPhoneの管理サービスやセキュリティサービスなどと組み合わせた提案で、無線という見えないネットワークも安全かつ最適なオフィス環境を実現します。

今後は、大塚商会のデータセンターで提供しているWebサービスや、グループウェア、CTIソリューションとの連携など、データ通信と音声をIPネットワークに統合する事でオフィス内のコミュニケーションを進化させ、ビジネスそのもののスピードアップを目指してまいります。

第一弾として、iPhoneを企業の内線子機として利用できるアプリケーション「スマデン for Aspire UX」を提供開始します。NEC製ビジネスフォン UNIVERGE Aspire UXをIPネットワークに接続し、Wi-Fiアクセスポイントを経由して電話機能を実現します。これにより、電話着信をピックアップすることや内線転送を行うなど、固定式の多機能電話機と同等の操作ができます。

基盤となる電話機能に加えて、オプション製品を追加することで、ビジネスシステムとの融合も予定しています。「電話帳」から電話するだけでなく「在籍状況」を確認した上で「メール」や「ビジネスチャット」に切り替えて連絡するなど、実践的なユニファイドコミュニケーションシステムを開発予定です。さらに株式会社OSK（本社：東京都墨田区、代表取締役社長：宇佐美　愼治）製の業務システム「SMILE BSシリーズ」やグループウェア「eValue NS シリーズ」との機能的な連携も検討し、大塚商会ならではソリューションを打ち出していきます。