ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
第1回 皆様はじめまして
「運送・物流会社の管理者育成と安全教育」を担当している株式会社プロデキューブの高柳と申します。
ご縁をお与えいただき、こちらのコラムで隔週掲載を担当することになりました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
現在は主に中小規模の運送会社向けの安全を含む輸送品質の向上を提供する社外講師として、昨年度は473回の講師対応を担当させていただきました。
そんな私自身も21歳から運送会社でドライバーとして勤務しており、今から5年前に独立創業。
弊社のインストラクターも昨年まで大型トレーラーに乗務していた経歴を持ち、添乗指導やドライバー目線でのドライバー研修を提供しています。
私たちは講師対応時を含めて、ほぼ毎日複数の運送会社を訪問しています。
日々客観的に運送会社を比較してみると、いろんな現象や法則が見えてきました。
たとえば・・・。
- よい運送会社とそうでない運送会社の見分け方
- 交通事故を起こすドライバーの共通点と交通事故に遭わないドライバーの特長
- 社員が長続きしない運送会社は荷主との取引も長続きしないことが多い
- ドライバーの「身だしなみや挨拶」がすばらしい運送会社では交通事故が少ない
- 仕事が減少すると交通事故が増加する“負のスパイラル”
- 長らく交通事故がなかったのに・・・交通事故が連鎖発生する時の原因と打つべき対策
- 安全への取り決めと取り組みの違い
- 交通事故の防止にはコストを掛けずに三つのモノを掛ければよい
- 入社1年未満ドライバーの交通事故を削減する方法
- 安全な運送会社ほどプロデキューブに更なる安全対策を発注される傾向
- 管理者の会話に潜むヒヤリハット
- ドライバー視点で見た“本当に”良い上司の条件
- 運送会社の管理者に期待されている役割と育成方法
- ルールを守るドライバーの育て方
- 「安全・品質・環境」の向上で新規荷主を獲得するノウハウ
このような現場で気づいたことを、こちらのコラムで綴(つづ)る予定です。
近ごろは運輸業以外の企業からも「社員を守るための交通事故防止対策」についてのご相談や研修のご依頼を頂くことが増えてきました。
その場合にはこのようなノウハウを提供しています。
- なぜ運送会社のドライバーは「大きなトラックで全国に向けて運行しているのに交通事故が少ないのか?」
- トラックのドライバーが「交通事故に遭わないために何を取り組んでいるのか?」
- 安全なドライバーを育成するために「管理者がどのような安全教育を実践しているのか?」
運輸業以外の皆様にも「すし屋のおいしいご飯の炊き方をご家庭で!」と思う感覚で、「運送会社のうまい安全対策を貴社内で!」との見方でお付き合いを頂ければ幸いです。
ありがとうございました。
次回は6月21日(金)の更新予定です。
★更新情報は「ERPナビ(大塚商会)Facebookページ」にて!
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